トヨタ、春闘賃上げ満額回答 車や電機も高水準、集中回答日
トヨタ自動車は13日、2024年春闘で労働組合の要求に満額で回答した。1999年以降で最高水準。日産自動車も足並みをそろえ、電機や鉄鋼など主要製造業が春闘集中回答日のこの日、相次いで満額回答。過去最高水準の賃上げの動きが広がった。歴史的な物価高が続く中、大手企業が賃金を引き上げる好循環を形成し、中小企業に波及するかどうかが鍵となる。 【グラフ】平均賃上げ率と賃上げ額の推移
FPライフプランニング3級は、人生設計に必要な「お金の知識」を体系的に学ぶための入門資格です。私たちは、就職・結婚・住宅購入・子育て・老後など、さまざまなライフイベントに直面します。その一つひとつにおいて、収入や支出、貯蓄、保険、税金、年金といった金融面での判断が求められます。FP(ファイナンシャル・プランナー)は、こうした人生の節目に適切なアドバイスを行う専門家です。3級では、家計管理や金融資産運用、保険制度、不動産、相続・贈与などの基礎知識を幅広く学び、個人のライフプランを自ら設計できる力を身につけます。実生活に直結する内容が多く、資格取得後は家計改善や将来設計に活かせる点が大きな魅力です。FPライフプランニング3級は、「自分と家族の未来を守るための知恵」を養う第一歩として、多くの人におすすめできる資格です。
トヨタ自動車は13日、2024年春闘で労働組合の要求に満額で回答した。1999年以降で最高水準。日産自動車も足並みをそろえ、電機や鉄鋼など主要製造業が春闘集中回答日のこの日、相次いで満額回答。過去最高水準の賃上げの動きが広がった。歴史的な物価高が続く中、大手企業が賃金を引き上げる好循環を形成し、中小企業に波及するかどうかが鍵となる。 【グラフ】平均賃上げ率と賃上げ額の推移
TBS NEWS DIG Powered by JNN
去年の物価の変動を反映した働く人1人あたりの「実質賃金」が2年連続で減少しました。 厚生労働省によりますと、基本給や残業代などを合わせた働く人1人あたりの去年の現金給与総額は、1か月平均の速報値で32万9859円でした。 前の年を1.2パーセント上回り、3年連続で上昇しました。 このうち基本給などの「所定内給与」は前の年を1.2パーセント上回り、27年ぶりの伸び率となりました。 厚生労働省は「春闘の結果や人手不足の影響が大きいのではないか」と分析しています。 一方、物価の変動を反映した「実質賃金」は、物価の上昇に賃金の伸びが追い付かず、前の年を2.5パーセント下回り、2年連続で減少しました。 同時に発表された去年12月の「実質賃金」は、速報値で前の年の同じ月から1.9パーセント減り、21か月連続の減少となりました。
TBSテレビ
伊賀市では、支援困難事例に対応できる実践力(事例の見立てと手立て、会議運営方法)の習得、「顔の見える関係づくり」の構築などを目的として、健康福祉部事例検討会を開催しています。
伊賀市職員だけでなく、市内の保健・医療・福祉関係事業所に所属する職員も対象としておりますのでぜひご参加ください。
10月27日(水) 午後1時30分~午後3時30分
Zoomによるオンライン研修
不安でいっぱい!?精神障がいのある妊婦さんの出産
次のURL(LoGoフォーム)からお申し込みください。
(申込サイトURL https://logoform.jp/form/KPw2/42022)
※ZoomミーティングID・パスワード等については前日までにメールにて送信します。
10月25日(月)
【日程】
第1回 6月2日(水) ※終了しました
第2回 6月30日(水) ※終了しました
第3回 7月28日(水) ※終了しました
第4回 8月18日(水) ※終了しました
第5回 9月22日(水) ※終了しました
第6回 10月27日(水)
第7回 11月24日(水)
第8回 12月22日(水)
第9回 2022年1月26日(水)
第10回 2022年2月16日(水)
【時間】
午後1時30分~午後3時30分
(VOVWORLD) - 現在、ベトナムの各レベルの祖国戦線委員会は各企業、団体、機関、個人に対し、「貧困者のため」基金に寄与していくよう呼びかけています。
(写真:Tiến Đạt/daidoanket.vn)
10月17日は、2021年の「貧困のための行動月間」の初日です。今年、「貧困のための行動月間」は11月18日まで進められ、貧困者をはじめ困難な状況に置かれる人々、疫病・自然災害による被害を受けた人々、国の功労者とその家族を支援するための力を集めることを目指します。
現在、ベトナムの各レベルの祖国戦線委員会は各企業、団体、機関、個人に対し、「貧困者のため」基金に寄与していくよう呼びかけています。ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のチュオン・ティ・ゴック・アイン副議長によりますと、この2年間、新型コロナウイルス感染症による被害を受けているにもかかわらず、各企業、団体、機関、個人は貧困者を支援する活動を維持しています。
今年1月から9月に、「貧困者のため」基金への寄付金は2兆5700億ドン(約120億円)を超えています。また、1万3250軒のチャリティハウスが改修されました。貧困者の子どもへの支援活動も強化されています。
特に、貧困者や、困難な状況に置かれる人々、疫病・自然災害による被害を受けた人々、国の功労者はワクチン接種の優先対象となっているということです。


※アイデアソン・ハッカソンとは、アイデア(Idea)、ハック(Hack)とマラソン(Marathon)を掛けあわせた造語で、参加者がグループになって与えられたテーマについて集中的にアイデアやサービスを考案し、斬新さや技術の優秀さなどを競うイベントのことです。アイデアソンは、多様な参加者が新たなアイデア創出やビジネスモデルの構築を目指します。ハッカソンはIT・ソフトウェア関連のエンジニアが、それぞれの技術や経験を持ちより、サービスやシステム、アプリなどの開発を目指します。2000年代に生まれ、現在では企業や行政、大学などが産業やアート、教育などさまざまな分野でイノベーションを生み出すためのアイデアソンが開催されています。
イベントポスター
・イベント名:奈良ソーシャルクリエイションキャラバン2021
(https://otera-oyatsu.club/2021/07/narakousen/)
・日程
[第1部] アイデアソン・コロナ禍で喫緊する貧困問題に立ち向かえ!
Day1:令和3年9月1日(水) 13:30~17:30
Day2:令和3年9月2日(木) 13:30~17:30
[第2部] ハッカソン・「技術力×発想力」で地域課題をクリアせよ!
Day3:令和3年9月11日(土) 9:30~16:30
Day4:令和3年9月18日(土) 13:30~17:30
・会場:奈良県コンベンションセンターを本部としてオンライン開催
・助成:公益財団法人ちゅうでん教育振興財団(http://www.chuden-edu.or.jp/)
[第1部]では「アイデアソン・コロナ禍で喫緊する貧困問題に立ち向かえ!」と題して、2日間にわたってアイデアソンを開催しました。奈良高専の学生やOBの大学生、奈良先端科学技術大学院大学学生といった学生を中心に、地元の金融機関や企業、市民団体や一般の方も交えた65名が参加し、10班に分かれて白熱した議論が行われました。またアドバイザーとしておてらおやつクラブスタッフや奈良高専の教員が適宜各班を巡回し、的確にサポートしました。
具体的には、1日目は、おてらおやつクラブ代表理事松島靖郎氏による開会の挨拶の後、おてらおやつクラブ事務局の大橋伸弘氏による活動紹介と日本における子供の貧困問題における現状や課題についての講演がありました。その後、10班に分かれてテーマについて議論を行いました。1日目の最後には中間発表が行われ、アイデアの現状と課題、最終日に向けた意気込みが語られました。
2日目は、澤木陽太郎氏(高専ベンチャー株式会社)による講演が行われた後、再び各班での作業を行いました。最終発表では、情報不達、孤立化、物資不足、支援情報の乱立、IT環境の整備など子供の貧困問題をめぐる様々な課題に対して、情報分野の知識を用いた技術的な解決案や、企業や金融機関の方々の経験や技術を踏まえたビジネスプランが提案されました。
緊急事態宣言の延長によるオンライン開催を余儀なくされましたが、そのような状況下においても円滑で、建設的なグループディスカッションが行えるように、奈良先端科学技術大学院大学起業部のメンバーが中心となり、各班の進行役が会場本部に集まって情報や課題を共有しました。またオンラインホワイトボードmiro(https://miro.com/)を用いるなどの運営面でも、対面実施と遜色ない形で行えるような工夫が施され、活発な議論が行われました。
会場(奈良県コンベンションセンター)本部の様子
各テーブルでオンラインによるグループワークが行われ、リアルタイムで生じる様々な出来事を適宜情報共有しながらイベントが進行
会場本部で運営を担った学生企画メンバー(奈良先端科学技術大学院大学学生、奈良高専専攻科学生やOBの大学生)と認定NPO法人おてらおやつクラブスタッフ
オンラインホワイトボードmiro用いたワークシート
上段ではおてらおやつクラブの活動紹介、中・下段には、Day1とDay2のタスクがフォーマットとして用意
今回のアイデアソン・ハッカソンはこうした内容やツール自体も学生主体で計画されている点が特徴
★ワークシートのPDFはこちらから
https://prtimes.jp/a/?f=d75419-20211008-4e6ecc5389edbc44f259c759530b57c7.pdf
[第2部]では、「ハッカソン・「技術力×発想力」で地域課題をクリアせよ!」と題して2日間のハッカソンを開催しました。第1部に引き続き学生を中心に、地元の金融機関、市民団体や一般の方も交えて38名が参加し、6班に分かれてビジネスプランの立案やWEBアプリやサービス提供のデモ開発、プレゼンテーションの準備作業が行われました。またアドバイザーとしておてらおやつクラブスタッフや奈良高専の教員、神奈川工科大学・山崎洋一准教授、CODE for IKOMA野津拓也氏が適宜各班を巡回し、的確にサポートしました。
具体的には、1日目は、松田裕貴氏(奈良先端科学技術大学院大学助教)、桂浄薫氏(認定NPO法人おてらおやつクラブ理事)による講演が行われました。講演では、Techを活用した地域課題解決の事例や子供の貧困問題への取り組みについての実践事例を交えながら、「“前例がないからできない文化”を変えられるよう、みんなで動いていきたい」(松田氏)「“助けて”といえる社会を Tech で後押ししたい、共につくっていきたい」(桂氏)と経験を踏まえた上での熱い想いを語ってくださいました。
第2部でも引き続き、学生を中心とした各班の進行役が会場本部に集まって情報や課題を共有し、オンラインホワイトボードmiroを用いたグループ作業が行われた他、ハッカソンやプログラミング初心者でも参加しやすくなるように複数のノーコードツール(プログラミング言語不要の開発ツール)も準備するなど、運営面での工夫が隋所に見られました。
1日目(11日)終了後も、メンバー全員がSlack(https://slack.com/intl/ja-jp/)で作業過程を共有・可視化し、アドバイザーによるサポートも得ながら最終発表(18日)に向けて白熱した議論が行われました。その為、実質的には1週間にわたるハッカソンとなりました。
2日目(18日)は、各班で最終発表に向けた準備を行った後に、アイデアソンとハッカソンを通じた4日間の集大成として公開イベントが行われました。まず第1部も含めたDay1(第1部1日目)からDay3(第2部1日目)までの取り組みが紹介された後、第2部参加の6班が最終発表を行いました。お寺やアプリ、地元企業などを活用した学童保育サービスや学習サービス、マイナンバーや家電のセンサーを用いた支援の最適化システム、支援団体やNPO団体の情報共有サイトなどのアイデアが提案されました。全ての班が実際のデモ画面を作成し、持続可能な収益の仕組みも検討した上でのプレゼンテーションを行い、質の高い最終発表となりました。
最終発表の後に講評・表彰式が行われ、選考の結果、おてらおやつクラブ賞としてマイナンバーを用いた支援の最適化システム「マイナサポートナビ」、CivicTech賞としてお寺と家庭が助け合う学童保育サービス「BCC supporters」が表彰されました。
今回の企画で生み出された成果は、今後、さらに洗練させ、実際の事業化や行政への政策提言という形で地域の課題解決へと繋げていく予定です。既に、地域課題の解決を目的とするコンテストのUDC(アーバンデータチャレンジ https://urbandata-challenge.jp/)の応募へと動き出している班もあり、今後のさらなる活躍が期待されます!
オンラインによる講演の様子(桂浄薫氏)
おてらおやつクラブは1672の寺院と538の支援団体とネットワークを構築し、2万人を超える子供たちを支援。その活動にはITの知識や技術も不可欠
オンラインによる最終発表と質疑の様子
おてらおやつクラブ賞を受賞したC班のプレゼンテーション
行政による支援の特徴の一つが申請主義。マイナンバーを活用した支援サービスの最適化システムは民間によるアウトリーチ(積極的な働きかけや支援)を可能にし、官民協力による迅速で適切な支援サービスを可能にするかもしれません。具体的なサービスとしての実現可能性が評価され、受賞となりました。
CivicTech賞を受賞したB班の集合写真
働く一人親家庭のニーズを満たすだけでなく、全国の寺院が抱える課題(檀家離れや後継者不足)解決につながる可能性に着目した点が評価されました。
イベントの目的について 日本の子供の相対的貧困率は13.5%(約280万人)といわれています。この課題を解決するには、課題に取り組むNPOや民間団体や行政の支援やサポートだけではなく、地域社会の理解と協力が不可欠です。
そこで、今回の企画では、工学系の学生・大学院生、研究教育従事者、地元企業、金融機関、市民団体や一般の方々が垣根を超えて集い、それぞれの立場から、こどもの貧困問題解決につながるアイデアやサービスの創出を目指しました。そして同時に、参加者が子どもの貧困という社会問題を知り、それぞれが連携することで地域社会のネットワークを構築し、「共助」社会構築の一助となることも目的として企画しました。
本取組は課外活動という位置づけではありましたが、高専生にとっては、学生という立場で地域社会が抱える問題を真剣に考える契機になったとともに、普段の授業や実験実習で学んでいる専門分野の知識を高専生らしいアイデア・技術で社会問題の解決に貢献するよい機会になったのではないでしょうか。高専は、平素から地元の企業や金融機関と関わる機会が多く、そんな高専だからこそ実現できた企画ではないかと考えています。これからも、学生・地域・企業の皆様にとって“よい学び”となるような機会を企画・提供していければと思います。 (一般教科 准教授 竹原信也)
【学校概要】
正門から本館へのアプローチ
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構
奈良工業高等専門学校
所在地:奈良県大和郡山市矢田町22
代表者:校長 後藤 景子
設立:1964年
URL:https://www.nara-k.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関。中学校卒業程度を入学資格とする本科(5年制)および専攻科(2年制)を有し、敷地内に学寮も備え、奈良県内外から入学者を迎えています。
立地する奈良県及び周辺地域は、中小企業が集積し特に電子産業、製造業が盛んな地域であり、地域に向けての情報発信基地としての機能と、地域企業からの技術相談窓口としての機能を持ち、奈良県だけでなく東大阪・八尾・京阪奈等周辺地域の産学官金連携の拠点としての役割を担っています。
また、在学生の課外活動も活発で、全国高専間で開催されるロボコン全国大会、全国高専体育大会においても優秀な成績を収めています。
【お問い合わせ先】
奈良工業高等専門学校 総務課 企画・研究協力係
TEL:0743-55-6173(平日8:30-17:00)
e-mail:sangaku@jimu.nar
「普通」の大学を出て「普通」の仕事に就けば、結婚できて子どもも二人ぐらいは持てる。マイホームも買って、老後もなんとか暮らしていける……かつての日本ではこれが当たり前だった。だが、令和の現在ではどうだろうか。
厚生労働省「国民生活基礎調査」によると、日本の所得の平均値は552万3000円だが、中央値は437万円。しかも、平均所得額以下の世帯が61.1%を占める。年収437万円で、一家4人を養うのはなかなか厳しいものがある。20~30歳代の若者ならば、(よほどの大企業でない限り)月収は額面で24万円(手取りは20万円弱ぐらい)、ボーナスが2ヵ月分ぐらいで、だいたい年収320万円ぐらいというのが多数派だろう。一人暮らしができず、実家暮らしを選択する人も多い金額だ。ランチは基本的にワンコインかお弁当。服はユニクロだが、時にユニクロでさえ高く感じる……という暮らしぶりである。
これまで「貧困」というと、非正規労働者やいわゆるアンダークラスにスポットが当たっていた。だがこの数字からみると、普通の会社に勤める普通の正社員という大多数の人も、かなり苦しいお財布事情だということがわかる。しかも今の40歳以下の若者は、物心ついたときから不景気で、今後給料が増えていくという希望を持つことが難しい。
今回は20~30歳代の若者にインタビューをし、生活の実態を聞いてみた。そこからは、正社員で働いているとは思えないほどギリギリの暮らしが浮かび上がってきた。
photo by Getty Images
都内で団体職員として勤める秀美さん(仮名・38歳。プライバシーに配慮し、一部変更を加えています。以下同)も、将来に不安を抱える一人だ。地方の私立大学を卒業した秀美さんは、小さな広告会社を経て、10年ほど前からある財団法人で事務職として働いている。新型コロナウイルスの影響で、それまで行なっていた海外の事務所と交渉する仕事が減り仕事は暇になってしまったが、身分は安定した正社員。8時30分~16時30分の7時間半労働で、残業は少ない。テレワークも週1回で、労働環境としては恵まれているほうだといえる。だが、月の手取りは19万円弱。この10年間で2回しか昇給がなかったそうだ。ボーナスは夏と冬各1ヵ月分ずつで、年収は額面で310万円ほどになる。家賃4万2000円の木造アパートに住み、ランチはほぼお弁当を手作りしてやりくりを続ける毎日だ。
秀美さんには演劇という趣味があり、休みの日は稽古や舞台の準備などに費やす。ただし同時に交際費を含む出費も少なからずあるため、副業可という環境を生かしてアルバイトをしているという。仕事はカフェの調理補助。日曜と祝日の午前のみ、週4時間ぐらいしかアルバイトをしていないというが、平日をフルタイムで働き、休日も働くとなると、体力的にはかなりハードだ。実際に秀美さんは昨年、体調を崩して入院をしている。「とりあえず貯金はしっかりしたいと思っているんです」という秀美さんは、充実した保険や個人年金、積み立てなどをこつこつとしており、貯金はやっとの思いで450万円を貯めた。とはいえ、今の収入がこれからも続くのは辛いもの。現在は資格試験の勉強をしており、来年以降は転職活動をする予定だと言う。
「結婚すればまた環境も変わるかもしれないけれど、できる気がしない。老後のことは考えないようにしているんです。未来のことを考えてもいいことなくて……。とにかく目の前の生活で精いっぱいです

中国の地方の当局者が、中国のマイナス面を報道する海外メディアの活動を通報し、国から表彰されたという。今年のノーベル平和賞が2人のジャーナリストに贈られ、世界が賞賛した事実に背を向け、中国は「報道の自由」を一層締め付けようとしているようだ。
表彰されたのは貴州省にある卒節市の当局者だという。
中国メディアが報じた発表内容によれば、同市の幹部は、「海外の反中メディアが市内に潜入して違法の取材をし、脱貧困の取り組みに関するマイナス面を報道し、海外で騒ぎ立てた」ことを通報した。国家の安全への危険を取り除いたなどとして、国家安全部と貴州省の国家安全庁から表彰されたという。
脱貧困とは、中国が共産党の創建100年となる今年までに達成を目指していた政治目標。2月には習近平国家主席が、「脱貧困の取り組みに全面的に勝利した」と演説し、中国から貧困が消滅したことを宣言していた。
中国のメディアは、反中として通報された海外のメディアが、アメリカの公共ラジオ局NPRと見ている。
NPRのホームページには、確かに今年4月、卒節市発のクレジットで「中国は貧困が終わったと言うが、本当か?」という、北京特派員エミリー・フォン氏による記事が掲載されている。
フォン氏は、数人の住民を取材している。もともと住んでいた畑のある家を離れ、政府に当てがわれた新しい家に移り住んだという住民は、約束された仕事などが与えられず、「騙された」と話す。中国メディアは、フォン氏が、住民の声の一部を曲解し、脱貧困の達成に疑問を投げかけている、などと断じている。
この「表彰」という妙なニュースを、中国で活動する海外メディアはもとより、民主主義国家は軽視すべきではない。
中国でメディアは党の「喉と舌」と呼ばれる役割を担う。すなわち宣伝機関だ。政府や党が、「貧困を克服しました」と言えば、それを喧伝するのが中国の官製メディアだが、日本を含めた西側のメディアなら、当然ながら「それは本当か」と検証を試みる。だが、今後、中国でそれをやれば「違法な取材」で「国家の安全に危害を与える」と解釈される危険がある、と読み取れる。
中国では、先週8日、国家発展改革委員会が、民間企業の新聞社やネットニュースなどの報道事業への参入を禁じる規制案を発表し、各界からの意見を募集している。目的は、報道の管理強化だろう。
中国メディアは、権力に対峙してノーベル平和賞を獲得した2人のジャーナリストの詳細を報じていない。今、中国が更に報道の統制を強めようとしている不穏な空気が漂う。
話題
「踏ん切りが悪い場所」で作業をやめる

新型コロナウイルス禍の影響で「リモートワーク」が広まるなど、働き方は大きく変わりました。同時に、在宅勤務では「時間をうまく使えない」という新たな悩みが生まれています。自分一人しかいない環境で仕事モードに切り替えられず、SNSをのぞき見たり、スマホのゲームに没頭したり……。浪人時代、週4日もバイトを入れながら東大に合格した自身の時間術を書籍化した布施川天馬さん(24)は、あえて「キリの悪さ」を作ることが大事だと言います。だらだら仕事を続ける「自宅内ブラック環境」に陥らないためにはどうすればいいか。子育てや介護など、日々、時間に追われる人にも役立つ時間術を布施川さんに聞きました。(吉村智樹)
「目指すものと大切な存在が、人を強くする」森崎ウィンさんインタビュー【PR】
「僕は集中力が長くはもたないんです。すぐに勉強に飽きてしまう。加えて家庭の事情でアルバイトをしながらの受験でした。そのため、東大に合格するためには短い時間で効率よく学習する必要があったのです」
そう語る布施川さんは東京大学の文学部言語学研究室に通う4年生。在学中に書き下ろした初の著書『東大式節約勉強法~世帯年収300万円台で東大に合格できた理由』(扶桑社)がベストセラーとなり、「貧困東大生」と呼ばれ一躍、時の人となりました。現在は大学へ通いながらさまざまな媒体に寄稿する人気ライターです。
また、「新型コロナウイルス禍で学校へ通えない子どもたちのために」と、現役東大生起業家である西岡壱誠氏らとともに始めたYouTube教育番組『スマホ学園』でディレクターを務めるなど、多方面で活躍しています。
そんな布施川さんが東大をこころざした理由は、「実家が裕福ではなかったから」でした。
「東大しか選択肢がなかったんです。父親が働いていたたこ焼き屋さんの経営が傾き、給料の未払いなどあり、困窮するようになりました。あとでわかったのですが、借金もありました。ですので大学へ進むならば国立のみ。僕の実家は東京の足立区にあります。実家からさほど交通費をかけずに通える国立大学は、東大だけだったんです」
両親に負担をかけさせたくない。それが東大を選んだ理由だという布施川さん。しかし結果は「不合格」。予備校へ通いながら、改めて東大進学へ向けて勉強を始めます。生活が苦しいなかで両親が予備校の入学金を支払ってくれた日を思いだし、いまでも「申し訳ない」と、胸が痛むのだそう。
「大学を落ちた年に祖父が亡くなり、財産整理によって少しお金ができました。さらに両親が金融機関からお金を借り、およそ100万円を工面してくれたんです。ありがたかったですね」

家庭が裕福ではなく「東大しか選択肢がなかった」と語る=吉村智樹撮影
家計が傾くなか、苦心して予備校へ通うお金を調達してくれた両親に感謝する布施川さん。しかし、そのお金だけですべてをまかなえたわけではありません。
「池袋にあった予備校への往復の定期券代や参考書などを買うお金は自分でつくらなければなりません。そのためアルバイトを始めました。予備校の近くにドラッグストアができたので、そこで働いたんです。週4でシフトに入っていました」
浪人時代に週4日ものアルバイト。受験勉強をする時間は大きく減ってしまいます。しかも目指すは東京大学。大事な時期にアルバイトをして、不安にならなかったのでしょうか。
「お金がなかったのでアルバイトは必須でした。不安を感じている場合じゃなかったんです。それに適度に身体を動かせたのが気分転換になって、むしろやってよかった。つらかったできごとですか? 商品の陳列を間違え、『そんなんじゃ東大に受からないよ』と皮肉を言われた日は、ちょっとへこみましたね。でも、それくらいです。アルバイトは12月まで続けていました」
経済的な理由で受験日の2カ月前までドラッグストアで働いた布施川さん。企業の副業解禁が進む昨今、くしくもブームに先駆けたかのような働きぶりです。
とはいえ1日は24時間しかない。「アルバイトが心身の管理に役立った」と言いますが、受験勉強に充てる時間が減ってしまったことは明らかです。
「『今度こそ合格しなければ後がない』。退路を断たれる気持ちになっていました。そこで『自分が受験に失敗した理由はなんだろう』と考えたんです。省みた結果、自分の弱点は“起ちあがりの遅さ”。勉強に身が入らないぐずぐずした時間、ここに問題があったんです」
参考書を開いても、霧がかかったようにぼんやりとし、記述が頭に入らない。気が散り、ついついマンガやゲームに心を奪われる。受験に失敗した年、布施川さんにはそんなもったいない時間があったのだそう。そして、起動の遅さが意外と大きく圧迫していると気がついたのです。
テレワークやリモートワークを経験した人なら、同じように「気持ちが起ちあがらない時間」に悩んでいるのではないでしょうか。瞬時に仕事へ立ち向かうスイッチが入り、集中できれば効率がいい。終業も早くなる。わかってはいるのですが、なかなか行動に移せません。

「勉強へ気持ちが入らず、マンガやゲームに心を奪われていた」と顧みる=吉村智樹撮影
しっかりと自分と向き合った布施川さん。立ち返って見つけた「悩みを解決する方法」とは――。
「なぜ、自分はすぐに勉強に集中できないんだろう。それは『前日に、キリがいいところでやめているから』だと気がついたんです」
キリのいいところでやめていたのが、時間を奪う原因? いったいどういうことでしょう。受験勉強はその日の目標をキリよくクリアしながら進めてゆくのが普通なのでは。
「以前はそうだと思い込んでいました。でも、違ったんです。僕は意志が弱く、いきなり新しいことに集中できません。参考書や問題集の新しい単元へ向かう時はいつも気が重く、もたもたしてしまいます。なので前日に『中途半端なところで終わっておく』方法に変えたんです。『今日は○時まで勉強する』という時間すら目標にしない。とにかく『ここで終わるとキリが悪いな』と感じたらやめて、次の日は続きから始める、そんな勉強法に変えました。そうすると翌日、勉強へ向かう気持ちへの“離陸”が早いし、集中力が一気にあがったんです」

「ここで終わるとキリが悪いな、と感じたところであえて勉強をやめてしまう」。それがやる気を生む秘訣だと語る=吉村智樹撮影
前日に最後まで解かず、あえて「踏ん切りが悪い場所」で勉強をやめてしまう。次の日は「解決していない気持ち悪さ」を胸に抱えたまま取り掛かる。しかし、それでは爽快感がなさ過ぎて勉強が楽しくなくなるのでは。
「勉強の楽しさって、多くは“達成感”だと思うんです。でも、この達成感がくせもので。受験に失敗した年、僕は『今日はここまで進もう!』と目標を立てて勉強をしていました。そして教科書や参考書を『この章まで読み進んだ』『ゴールした』という達成感に酔っていたんです。一つの単元を終わらせることを目標としているので、達成すると楽しいし気持ちがいい。そして気持ちよさが勝り、結局なんにも覚えていない。達成感って自分を見失ってしまうワナだな、って気がついたんです」
「達成感」は自分を酔わせてしまうワナ。成功体験をよしとしてきた受験必勝法やビジネス書に真っ向から反旗を翻す考え方です。
「この『途中でやめる』『達成感を目標にしない』方法は現在も採り入れています。単行本を書く際、『今日は○章まで書いたら仕事を終わろう』『今日はこの項目まで書こう』、そういう区切りをいっさいなくしました。『あえてキリが悪いところで書きやめる』『仕事がきれいに終わっていない気持ち悪さを利用する』。結果的にこちらの方が、効率がいい。この方法をとらなければ、根気がない僕が在学中に本を2冊も書き下ろすなんて、できなかったと思います」

東大在学中に書き下ろした『東大式節約勉強術』と新刊『東大式時間術』(ともに扶桑社)=画像は吉村智樹撮影
「達成感」よりも「キリの悪さ」をモチベーションにして効率をあげる。勉強方法を見直した翌年に見事に東大を制し、入学後も学業と書籍の書き下ろしを同時進行させてきた彼だけに説得力があります。
そしてこの「キリの悪さ」を利用するメソッドは、学生のみならず社会人にも大いに役立つと感じました。転職や資格試験のために勉強をしているのに結果が出せない場合、課題の消化そのものが目標となってしまっているのが原因かもしれない。
「初めて東大を受験したとき、気がついたんです。受験に『間に合う』なんてありえないんだって。どんなにたくさん問題を解いても、どんなにたくさんの英単語を記憶しても、間に合うなんて無理。だったら、心地の悪さを抱えたまま試験に挑む方が自然だなと感じました」

「受験に『間に合う』なんてありえない」と語る布施川さん=吉村智樹撮影
安心感や達成感をあえて捨てながら日々を生きる。そう心に決めた布施川さんは現在、ライターの仕事をどのように進めているのでしょう。
「家のなかって誘惑が多くて気が散りますよね。僕は実家の一室で仕事をしているのですが、特別に“仕事に集中するスペース”を設けられるほど、部屋は広くはない。なので仕事をする場合は部屋のなかで“目線の高さ”を変えるようにしています」
部屋のなかで「目線の高さを変える」? それは具体的にどういう方法なのでしょう。
「朝、目がさめるとまず布団をたたみます。そして、たたんだ布団をソファにし、椅子の上にパソコンを置いて仕事を始めるんです」
パソコンを、椅子の上に置くのですか? 机の上に、ではなくて?
「はい。椅子の上にパソコンを置きます。そして仕事が『今日はここまででいいか』と思ったら、次はパソコンを取り除いて椅子に座り、机に向かってゲームをやったり漫画を読んだりします。机の上では楽しいことしか起きないようにするんですね。椅子の上で原稿を書くなんて不安定だから早く書き終わりたいですよ。そして『この仕事が終わったら、机の上に移動できる』、そう思うといっそう集中力がたかまる。結果的に効率がいいんです。“集中する場所”と“だらけていい場所”を目の高さで分けながら、原稿をどんどん書いています」
なるほど。部屋を仕事スペース/プライベートスペースに分けるのではなく、視線の高さでメリハリをつけるのですね。
「そうなんです。『うちは布団ではなくベッドだ』と言われると返す言葉がないのですが(苦笑)。とはいえ部屋を無理に仕切らなくても、視線の高さや身体の向きを変えることで仕事へのスイッチが入るんですよ。少なくとも僕はそうです」

ライターになった今、椅子の上にパソコンを置き、あえて落ち着かない状態で原稿を書くという=吉村智樹撮影
いかにリラックスして仕事ができるかを説くアドバイザーが多いなか、自ら望んで落ち着かない態勢で仕事をするとは驚きです。アルバイトに時間を取られつつ「やりきらない」学習法で東大に合格し、不安定な椅子の上で執筆しながら日々原稿を生みだし続ける布施川さん。「大胆な発想の転換が奏功するのだ」と感心するとともに、学生らしい、みずみずしい反逆心も感じました。
「時間をうまく使えない」。その理由は多岐にわたります。性格の弱さだけではなく、子育て中であったり、介護であったり。そしてなにより新型コロナウイルス禍という人類が初めて経験する非常事態。集中できなくて当たり前と捉えるべきでしょう。不穏な日々のなかでタスクを完璧にこなすことを理想にしていては、それができない自分を責め、自己評価が下がるばかりです。
東大生・布施川天馬さんが選んだ、あえて不安な状態のまま漂う生き方。それは、時間の効率化を超え、生きづらさから解放される方法なのでしょう。

1/32枚
📘FP2級 練習問題(10問) FP2級試験を意識した「学科試験レベル」の問題です。まずは解いてみてください! 第1問 ライフプランニング 老齢基礎年金を受給するために必要な受給資格期間は何年以上か。 A. 5年 B. 10年 C. 20年 D. 25年 第2問 リス...