【日本の解き方】格差や気候変動に宗旨変え…共産主義者の「脱成長」では貧困も失業も解決できない

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【日本の解き方】格差や気候変動に宗旨変え…共産主義者の「脱成長」では貧困も失業も解決できない

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【日本の解き方】格差や気候変動に宗旨変え…共産主義者の「脱成長」では貧困も失業も解決できない (1/2ページ)

 財政悪化や格差、気候変動を背景にした「脱成長論」を主張する人はいまも少なくない。こうした思想が出てくる背景は何だろうか。

 日本では、1980年代末から90年代初めのバブル崩壊を境に、その前が高成長、その後が低成長になっているので、最近の脱成長論についてもバブル崩壊以降と語られることが多い。

 だが、日本以外の世界でも脱成長論はある。その勢いが増してきたのはやはり日本と同様に80年代末が境になっており、89年ベルリンの壁崩壊やその後のソ連崩壊など、共産社会主義体制が持たなくなったときだ。

 それ以前は体制間競争といわれ、資本主義体制と共産社会主義体制が競っていた。しかし、共産社会主義は、個人・企業活動の自由がないために、技術革新が常時生み出されにくく、経済成長が滞りがちだった。そこで、共産社会主義体制の擁護者は、資本主義の成長の弊害をしばしば主張していた。この意味で、脱成長は、資本主義の否定の意味合いがあった。

 ところが、ソ連が持ちこたえられず、共産社会主義の理想は現実を前に砕けてしまった。

 共産社会主義のバイブルは、マルクスの「資本論」だ。筆者は、学生時代に理系だったので縁がなかったが、経済学部に学士入学してマルクス経済学が必修科目だったので読んでみた。今から40数年前の印象であるが、はっきり言って、なんてばかばかしい本なのかというものだった。

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